Thunderbirdにフォルダー並べ替え機構をやっと搭載
Thunderbirdのフォルダーペインでフォルダーをドラッグして並べ替えることができるようにする仕組みの実装の件。
実装の過程で見つけてしまったバックエンドのバグなども(結局僕が)修正しながら、ようやく機能実装を完遂し、この実装を取り込んだ Thunderbird Version 139 が無事リリースされました。

為せば成る。

1Remote改修完了 Thunderbirdへのフォルダー並べ替え機能の実装には新たなブロッカー
今年最初の仕事は1RemoteのFTP機能の改修。解析したところ非同期処理の組み方に問題があることが判明したので、全面的な見直しと改修を行って、昨日プルリクエストを出した。今日からThunderbirdへのフォルダー並べ替え機能の再実装に戻ったが、先日見つけたmailnewsコアの不可解な実装が目下の(新たな)ブロッカーとなっているので、これについてBugzillaに報告。誰か解決してくれるといいのだが、これまでの経験からして、あまり期待できそうにない。たぶん僕が修正するしかないかもしれない。これも非同期処理にまつわるちょっと無理やりな処理で、おかしなことになっている。非同期処理はしっかりと設計してしっかりと実装しましょうね。
仕事と言いましたがどちらもボランティアです。
ロケーション履歴消えた……
あ……僕のGoogleアカウントのロケーション履歴、消えましたわ……Googleはロケーション履歴をクラウドで保持するのをやめてユーザーの各端末ごとに保持するようにしてブラウザでは見られなくするんだとかで、今までの履歴を残したいなら、今クラウドに残っているデータを12月1日までに端末にインポートすれば良いらしいんだけど……Googleからの案内では手順がこの僕でさえわけわからんし、Androidスマホはメーカーが独自のUIを載せてることがあるからGoogleでやり方を検索しても正確な情報が得られにくいし、そればかりか、この仕様変更のついでに「ロケーション履歴」を「タイムライン」と名前を変えたものだから、そのせいでGoogleでやり方を検索した結果はGoogle Pixelにすら合っていないし、そしてGoogle MapsのバージョンやAndroidのバージョンによってもなんか挙動が違ったりとかうまくいかなかったりするらしいとか、アップデートの手順とタイムライン設定の手順によっては新規に作り始めたタイムラインによって過去のタイムライン(ロケーション履歴)が上書きされて消えちゃうとか、このデータ移行のためにGoogleが作った部分にどうやらバグもあるらしくて運が悪いとデータが欠損することがあるらしいとか、もう、こんなの無理ゲーでしょ……っていうか何やってんだよGoogleさんよ
あとGoogleもmicrosoftもOSのUIやウェブサービスの日本語がメチャクチャだったり適当だったりするのも、もっと何とかならんのか
スマートフォンアプリ「北洋銀行」と「北洋銀行アプリ」の違い
北洋銀行はスマートフォン向け公式アプリとして「北洋銀行」という名前のアプリと「北洋銀行アプリ」という名前のアプリの2つを提供しています。 ややこしいですね。
アプリ「北洋銀行」は、北洋銀行のインターネットバンキングサービス「北洋ダイレクト」を利用するためのアプリです。 アイコンには「北洋ダイレクト」と表示されており、起動時のスプラッシュ画面には「Secure Starter」と表示されます。 ややこしいですね。 ログインには会員番号とパスワードと乱数表を使用します。 加えてスマートフォン向けソフトトークン(OTP; ワンタイムパスワード)を使用することもできます。
アプリ「北洋銀行アプリ」は、北洋ダイレクトとは別のサービスで、登録した「ほくようID」とパスワードでログインします。 このパスワードは北洋ダイレクトのパスワードとは別です。 ややこしいですね。 私はうっかりこのパスワードで何度も北洋ダイレクトのほうにログインしようとしてしまって北洋ダイレクトのパスワードがロックされてしまいました。 気をつけましょう。
ではアプリ「北洋銀行」とアプリ「北洋銀行アプリ」のどちらを使えばいいのか。 できることの違いをまとめてみました。
| 取引き・サービス | 「北洋銀行アプリ」 | 「北洋銀行」(北洋ダイレクト) |
|---|---|---|
| 利用環境 | スマートフォンのみ | Windows, MacOS, iPadOS, Android |
| ログイン方法 | ほくようIDとパスワード | 会員番号とパスワードと乱数表 /ソフトトークン(ワンタイムパスワード) |
| 残高・入出金明細照会 | 〇 | 〇 |
| 振込・振替 | 〇 | 〇 |
| 北洋銀行宛振込手数料 | 無料 | 有料 |
| ペイジー | 〇 | 〇 |
| 住所変更 | × | 〇 |
| 投資信託 | × | 〇 |
| 住宅ローン一部繰上返済 | × | 〇 |
北洋銀行同士の振込み手続きには「北洋銀行アプリ」を使うのが賢いですね。 それ以外はまあ好きな方を使えばいいと思います。
いろんな経緯でこうなっているんだと思いますが、なんとか統合できんか?と思いますね。
WOL (Wake On LAN) 設定
お出かけ先からWOL (Wake On LAN) で自宅PCを起動できるように設定したときにいろいろ引っ掛かったので、メモ書き。
構成は、
- ルーター: NTT PR-500KI
- PCのマザーボード: ASROCK B560-HDV
- ネットワークアダプター: Intel I219-V (オンボード)
- OS: Microsoft Windows 10 Professional
です。
ルーター PR-500KI の設定
失敗した設定
詳細設定 > 静的IPマスカレード設定 で、変換対象プロトコルをUDP、変換対象ポートと宛先ポートをWOLで使用するポート番号、宛先IPアドレスを起動したいPCの静的IPアドレスに設定
これで一応はうまくいった。が、PCをシャットダウンしてから少し時間が経つと、もう起動できなくなった。
これは、時間が経つとルーター内のARPテーブルからそのPCが消えてしまうため、マジック・パケットに含まれるMACアドレスから宛先IPアドレスを割り出せなくなってしまう、ということらしい。
成功した設定
詳細設定 > 高度な設定 > [ WAN→LAN中継設定 ] を有効にする。 これで、設定したポート宛のWANからのマジック・パケットがLAN内にブロードキャストされるようになり、該当するMACアドレスのNICを通じてPCを起動することができるようになる。
マザーボード ASROCK B560-HDV のUEFIの設定
- アドバンスト > ACPI 設定 > PCIE デバイス電源オン を 有効
- アドバンスト > ACPI 設定 > I219 LAN 電源オン を 有効
- アドバンスト > チップセット設定 > デイープスリープ を 無効
なお、
- ブート > 内蔵 LAN からのブート
という一見それっぽい項目もあるが、これはWOLとは関係ない。
ネットワークアダプター(NIC) の設定
使用したのはオンボードのNIC Intel(R) Ethernet Connection (14) I219-V です。
- プロパティ > 詳細設定 > Wake from SOix on Magic Packet を 有効
- プロパティ > 詳細設定 > Wake On Magic Packet を 有効
- プロパティ > 詳細設定 > PME をオンにする を 有効
「PME をオンにする」が無効だと、シャットダウン時にNICの電源も切れてしまうようで、すると当然マジック・パケットに反応できず、WOLできない。
Windowsの設定
コントロールパネル > 電源オプション > システム設定 (電源ボタンの動作を選択する) で「現在利用可能ではない設定を変更します」をクリックし、シャットダウン設定の「高速スタートアップを有効にする」のチェックを外す。
有効にしているとWOLできないケースがあるようです。
[以上]
Discussion on the ability to set the startup folder in Mozilla Thunderbird
I think the main role of the "Manually sort folders" add-on for Mozilla Thunderbird has been moved to the core, but there is one more thing left to do.
It is to select a specific folder on startup.
I suppose there is a way to create a new add-on for this without modifying the core, but there is no guarantee that it will always work with a monkey patch. Maybe the WebExtension API would need to be extended, but it seems silly to do that just for this purpose. Then I came to the conclusion that it would be better to deal with this by changing the core.
I have started a discussion about this in the 'Thunderbird Developers' chat.
Progress in implementing core functionality for manually sorting folders in Thunderbird
Last month I submitted a patch to allow users to drag and drop folders to reorder them in the folder pane of Thunderbird 121.
It worked fine.
However, the Betterbird (a fork of Thunderbird) folks pointed out that there were performance issues with a huge number of folders. And then they added their own code to cache the new folder properties and made it available to us.
I tested it. And found another problem with their countermeasure. Upon investigation, it was due to a bug (technical debt) in Thunderbird's folder caching functionality.
The Betterbird folks have done a (band-aid) workaround for this problem, and have backported my patch to Betterbird 115 and released it (I have not confirmed this, but it appears so).
Meanwhile, the Thunderbird team is planning to fix the problem fundamentally. So my patch will be merged into mainstream Thunderbird after the problem is fixed.
So Thunderbird users will have to wait a few more weeks.